ほっぺの毛穴が気になると、メイクのノリも悪く感じたり、ふと鏡を見たときにちょっと落ち込んじゃうことってありますよね。でも、やみくもにケアするよりも、自分の毛穴がどんなタイプかを知ることが大事なんです。
毛穴には主に4つの種類があります。
- 開いて見える毛穴は皮脂が出すぎて毛穴が広がっている状態
- たるんで見える毛穴は肌のハリ不足で縦に広がって見えてしまう状態
- 黒ずみが目立つ毛穴は角栓が詰まってしまっている状態
- 色素沈着で目立つ毛穴は紫外線や摩擦の影響で黒っぽく見える状態
自分の毛穴がどれに当てはまるのか、鏡でじっくりチェックしてみてくださいね。
開き毛穴には洗顔と食事の見直しがポイント
皮脂の量が多くて毛穴が開いて見える人は、洗顔方法を見直すだけでもかなり変わります。
- クレンジングはTゾーンからやさしく肌になじませる
- 30度から32度のぬるま湯で丁寧にすすぐ
- 泡立てネットでしっかり泡立てて肌をこすらず洗う
さらに、食生活も大切です。脂っこいものを控えて、卵やかぼちゃ、鶏むね肉などのたんぱく質やビタミンが豊富な食材を積極的に摂るようにしてみてください。
たるみ毛穴にはマッサージと保湿でふっくらケア
毛穴が縦に広がって見えるようになったら、それはたるみ毛穴のサインかもしれません。そんなときは、マッサージとしっかり保湿で立て直しましょう。
- おでこからこめかみに向かって老廃物を流す
- 頬から耳の後ろへやさしくなでて流す
- フェイスラインは軽くつまんで引き上げるようにする
そのあとには、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどが入った化粧水でしっかり保湿。お肌がふっくらしてくると、毛穴も目立たなくなりますよ。
つまり毛穴にはホットタオルと酵素洗顔を
黒ずみやざらつきが気になるときは、毛穴に角栓が詰まっているかもしれません。まずはホットタオルで毛穴をゆるめてから洗顔するのがおすすめです。
濡らして絞ったタオルをレンジで温めて、ほっぺにのせて1分ほど置いてみてください。毛穴が開いたら、酵素入りの洗顔料でやさしく洗うと、角栓がゆるんでスッキリします。
酵素の力で汚れを分解できるので、ゴシゴシこすらなくてもOKです。洗い上がりの乾燥を防ぐために、保湿成分も入っているものを選ぶと安心です。
メラニン毛穴には日焼け対策と美白ケアを
毛穴のまわりが茶色っぽく見えるときは、紫外線や摩擦で色素沈着していることがあります。これはメラニン毛穴と呼ばれる状態です。
まずは毎朝のスキンケアで日焼け止めを塗ることを習慣にしましょう。とくに頬の高い位置は紫外線を浴びやすいので、重ね塗りするのがコツです。
あわせて、ビタミンC誘導体やナイアシンアミドが配合された美白ケアアイテムを使うと、少しずつ毛穴の黒ずみが気にならなくなってきます。
キュッと引き締めたいときは収れん化粧水がおすすめ
「明日はデートだから毛穴を何とかしたい」そんなときには収れん化粧水が頼れる存在です。
冷蔵庫で冷やしておいた化粧水をコットンに取り、やさしくパッティングしてみてください。毛穴が引き締まり、肌もサラッとした仕上がりになります。テカリも防げて、メイクノリもアップします。
実は毛穴に悪いNG習慣に注意
つい良かれと思ってやってしまうケアが、実は毛穴を悪化させてしまうこともあります。
- 毛穴パックを頻繁に使うと、肌のバリア機能が弱くなって逆効果になることも
- 角栓を無理やり押し出すと、炎症や傷あとが残って毛穴が広がってしまうリスクがあります
お肌にやさしいケアを心がけて、焦らずじっくり続けていくことが大切です。
毎日の習慣がつるんと肌を育てる
毛穴レスなお肌は、特別なことをしなくても毎日のちょっとした積み重ねで叶えることができます。
正しい洗顔としっかりした保湿、そして生活習慣の見直しをコツコツ続けることで、肌の調子はどんどん変わっていきます。
もし自宅ケアで限界を感じたら、美容皮膚科でのピーリングやレーザーなども検討してみるのもいいかもしれません。
今日から自分の肌と向き合って、すっぴんでも自信が持てるつるんとほっぺを目指していきましょう。