ピーリングって肌のごわつきを取ってなめらかにしてくれるイメージがありますよね。でも敏感肌や乾燥肌の人にとっては刺激が強すぎて逆効果になることもあるんです。
私も以前ピーリングに興味があって試したことがあるのですが、使った翌日に肌がピリピリしてしまって大変な思いをしました。
今回は敏感肌の人がピーリングを避けたほうがいい理由や、代わりにできる優しい角質ケアの方法について詳しく紹介していきます。肌に負担をかけずにきれいな肌を目指したい人はぜひ最後まで読んでみてください。
ピーリングってどんなスキンケアなの
ピーリングは肌の表面にたまった古い角質を取り除くためのスキンケア方法です。種類はいくつかあって代表的なものはこんな感じです。
- 化学的ピーリング フルーツ酸やサリチル酸などの成分を使って角質を溶かして落とす方法
- 物理的ピーリング スクラブ入りの洗顔料やジェルを使ってこすりながら角質を落とす方法
- 酵素ピーリング 酵素の力で古い角質を分解して落とす方法
どれも肌をツルツルにする効果が期待できるのですが敏感肌の人にとってはちょっと刺激が強すぎることがあるんです。
敏感肌 ピーリング しない方がいいといわれる理由
肌のバリア機能が弱まる
敏感肌の人はもともと肌のバリア機能が弱めです。ピーリングで角質を取り除くとさらにバリアが壊れてしまい肌が外部の刺激を受けやすくなります。その結果赤みやかゆみが出たりヒリヒリしたりすることがあるんです。
肌が乾燥しやすくなる
ピーリングをすると一時的に肌がなめらかになったように感じますがその後急激に乾燥することも。特に乾燥肌の人は皮脂の量が少ないので水分が蒸発しやすくなり肌のつっぱりや粉吹きの原因になることがあります。
紫外線のダメージを受けやすくなる
肌の角質は外部からの刺激を守る役割も持っています。ピーリングで角質を落としすぎると紫外線の影響を受けやすくなりシミやそばかすの原因になることも。敏感肌の人は特に紫外線ダメージを受けやすいのでピーリング後のケアが不十分だとトラブルにつながりやすくなります。
ピーリングの代わりにできる優しい角質ケア
ホットタオルで毛穴を開く
ピーリングをしなくてもホットタオルを使えば優しく角質をケアできます。洗顔の前に温かいタオルを顔にのせると毛穴が開いて汚れや古い角質が落ちやすくなります。その後低刺激の洗顔料を使えばピーリングなしでも肌をスッキリさせることができます。
酵素洗顔を週に一回取り入れる
酵素洗顔は普通のピーリングよりもマイルドに角質を落としてくれるので敏感肌の人でも取り入れやすいです。ただしやりすぎると乾燥するので週に一回程度にとどめるのがおすすめです。
保湿をしっかりする
敏感肌の人にとって保湿は何よりも大切です。ピーリングをするよりも保湿をしっかりして肌のバリア機能を守るほうが健やかな肌をキープする近道になります。セラミドやヒアルロン酸が配合されたスキンケアアイテムを使って肌をしっかり潤しましょう。
ピーリングを試したいなら専門家に相談を
敏感肌の人がピーリングをする場合自己判断でやると肌荒れの原因になってしまうことがあります。どうしても試してみたいなら皮膚科や美容の専門家に相談して自分の肌に合った方法を教えてもらうのが安心です。
まとめ 肌を大切にしながら優しくケアしよう
敏感肌 ピーリング しない方がいいといわれるのはバリア機能が低下して刺激を受けやすくなるからです。無理にピーリングをするよりもホットタオルや酵素洗顔しっかりとした保湿を取り入れて肌に負担をかけないケアを心がけましょう。
自分に合ったスキンケアを続けて健康的で美しい肌を目指してください。